年末年始やお盆、大型連休——長期休暇に実家へ帰省する方は多いでしょう。移動中、実家滞在中と、普段とは異なる環境でインターネットを使う機会が増えます。
この記事では、帰省時に気をつけたいネット利用の注意点と、実家でできるちょっとした対策を整理します。
移動中の注意点
駅・空港・サービスエリアの公共Wi-Fi
帰省の移動中は、駅や空港、高速道路のサービスエリアなどで公共Wi-Fiを使う機会があります。長期休暇中は利用者が多く、普段以上に多くの人が同じネットワークを使っている状態です。
- 正規のWi-Fi名を確認してから接続する
- 金融関係の操作は避ける
- VPNで通信を保護する
移動中の画面の覗き見
混雑した新幹線や飛行機の中では、隣の席との距離が近くなります。重要な情報を扱う場合は、画面の覗き見に注意しましょう。
充電スポットの利用
移動中に公共の充電ポートを使う場合は、自分のACアダプタを使うか、モバイルバッテリーを持参するのが安心です。
実家での注意点
実家のWi-Fiの設定を確認する
実家のWi-Fiは、長年設定を変えていないことがあります。帰省の機会に、次の点を確認してみましょう。
- ルーターの管理画面のパスワードが初期設定のままになっていないか
- Wi-Fiの暗号化方式が古いもの(WEPなど)になっていないか
- ルーターのファームウェアが更新されているか
- 何年も前の古いルーターを使い続けていないか
普段離れて暮らしている分、帰省のタイミングは家族と一緒に見直す良い機会です。
親世代のスマートフォンを一緒に確認する
高齢の家族がスマートフォンを使っている場合、帰省時に一緒に確認してあげると喜ばれることがあります。
- OSやアプリが最新の状態になっているか
- 画面ロックが設定されているか
- 不審なアプリがインストールされていないか
- 詐欺の手口(サポート詐欺、フィッシングなど)について話しておく
家族共用のパソコンを使う場合
家族共用のパソコンで自分のアカウントにログインした場合は、使い終わったら必ずログアウトしましょう。ブラウザにパスワードを保存しないよう注意が必要です。
休暇中の留守宅への配慮
SNSへの投稿タイミング
「今から帰省します」「実家に来ています」といった投稿は、自宅が留守であることを知らせることにもなります。投稿は帰宅後にまとめて行うなど、タイミングに配慮しましょう。
位置情報の付いた投稿に注意
写真に位置情報が付いていると、滞在先が特定されることがあります。投稿前に位置情報の設定を確認しましょう。
休暇中に増える詐欺に注意
長期休暇の時期には、次のような詐欺が増える傾向があります。
- 配送業者を装った不在通知のSMS
- ギフトやキャンペーンを装ったフィッシングメール
- 年末年始の特別セールを装った偽サイト
休暇中は気が緩みがちなので、普段以上に慎重になりましょう。
帰省前・帰省後のチェックリスト
| タイミング | 確認項目 |
|---|---|
| 帰省前 | スマートフォンのOS・アプリを更新した |
| 帰省前 | VPNの接続を確認した |
| 帰省前 | モバイルバッテリーを用意した |
| 実家滞在中 | 実家のWi-Fi設定を家族と確認した |
| 実家滞在中 | 家族のスマートフォンを一緒に確認した |
| 帰宅後 | 共用パソコンからログアウトしたか確認した |
| 帰宅後 | 移動中に接続したWi-Fiの設定を削除した |
まとめ
帰省時は、移動中の公共Wi-Fi、実家のネットワーク環境、SNSへの投稿タイミングなど、普段とは異なる注意点があります。移動中の公共Wi-Fiでは通信の保護を意識し、実家では家族と一緒にWi-Fiやスマートフォンの設定を見直してみましょう。
帰省は、離れて暮らす家族のネット環境を確認できる貴重な機会でもあります。
FAQ
実家のWi-Fiは安全ですか?
長年設定を変えていない場合、初期パスワードのままだったり、古い暗号化方式になっていたりすることがあります。帰省時に確認してみることをおすすめします。
移動中の公共Wi-Fiでネットバンキングを使ってもいいですか?
金融関係の操作は、公共Wi-Fiでは避けることをおすすめします。必要な場合は、モバイル回線やVPNの活用を検討してください。
親のスマートフォンで何を確認すればいいですか?
OSの更新、画面ロックの設定、不審なアプリの有無を確認し、詐欺の手口について話しておくとよいでしょう。
SNSに帰省の投稿をしてもいいですか?
留守宅であることを知られないよう、帰宅後にまとめて投稿するなど、タイミングに配慮することをおすすめします。

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