iPhoneの「設定」アプリを開いたとき、「VPN」という項目が表示されていて、「これは何だろう」「オンにしたほうがいいのだろうか」と気になったことはないでしょうか。
この記事では、iPhoneの設定に表示される「VPN」の意味と、オン・オフの判断、そして身に覚えのないVPN設定があった場合の確認方法を解説します。
設定画面の「VPN」とは
iPhoneの設定画面に表示される「VPN」は、iPhoneにインストールされたVPNの構成(設定)を、オン・オフするためのスイッチです。
この項目は、VPNアプリをインストールしたり、会社などから提供されたVPN設定を追加したりしたときに表示されます。つまり、何らかのVPN設定がiPhoneに登録されているということです。
なぜ表示されているのか
主な理由は次のいずれかです。
- 自分でVPNアプリをインストールした
- セキュリティアプリや広告ブロックアプリをインストールした(一部のアプリはVPNの仕組みを使って動作します)
- 会社や学校から業務用のVPN設定を配布された
- 家族がiPhoneの設定をした
セキュリティアプリや広告ブロックアプリの中には、通信を仲介する仕組みとしてVPN構成を利用するものがあります。「VPNアプリを入れた覚えはない」という場合は、こうしたアプリが原因のことがあります。
オンにするべき?
オンにすると何が起きるか
登録されているVPNが有効になり、iPhoneの通信がそのVPNを経由するようになります。画面上部に「VPN」の表示が出ます。
オンにしたほうがいい場面
- カフェや駅のフリーWi-Fiを使うとき
- 業務用のVPNで社内システムにアクセスするとき
- 目的があってVPNアプリを入れたとき
オフのままでいい場面
- 自宅のWi-Fiやモバイル回線で普通に使っているとき
- どのアプリのVPN設定かわからないとき
どのアプリの設定か分からない状態でオンにするのはおすすめしません。まず、何のVPN設定なのかを確認しましょう。
登録されているVPNを確認する方法
- 「設定」アプリを開く
- 「一般」を選ぶ
- 「VPNとデバイス管理」を選ぶ
- 「VPN」を選ぶ
ここに、登録されているVPN構成の一覧が表示されます。各項目の右側の「i」マークを押すと、詳細を確認できます。
身に覚えのないVPN設定があった場合
自分でも家族でもインストールした覚えがないVPN設定があった場合は、次の手順で対応しましょう。
- VPNをオフにする
- どのアプリに関連する設定かを確認する(名前から推測できることが多いです)
- 心当たりのないアプリであれば削除する
- 「VPNとデバイス管理」で不要な構成を削除する
また、同じ画面に心当たりのない「構成プロファイル」がないかも確認しておくと安心です。
「VPN」の表示を消したい場合
設定画面から「VPN」の項目を消すには、登録されているVPN構成を削除します。
- 「設定」→「一般」→「VPNとデバイス管理」→「VPN」を開く
- 削除したい構成の「i」マークを押す
- 「VPNを削除」を選ぶ
関連するアプリを削除すると、構成も一緒に削除される場合があります。
まとめ
iPhoneの設定に表示される「VPN」は、iPhoneに登録されたVPN構成のオン・オフを切り替えるスイッチです。自分でVPNアプリを入れた場合のほか、セキュリティアプリや広告ブロックアプリによって表示されることもあります。
どのアプリの設定かわからない場合は、オンにする前に「VPNとデバイス管理」で内容を確認しましょう。身に覚えのない設定があれば、関連アプリとともに削除することをおすすめします。
FAQ
iPhoneのVPNはオンにしたほうが安全ですか?
信頼できるVPNサービスの設定であれば、フリーWi-Fi利用時などにオンにすると通信を保護できます。どのアプリの設定かわからない場合は、まず確認してください。
VPNが勝手にオンになります
VPNアプリの自動接続機能が有効になっている可能性があります。アプリの設定を確認してください。
VPNをオンにするとネットが遅くなりました
VPNサーバーを経由する分、速度が落ちることがあります。別のサーバーに切り替えるか、必要のないときはオフにしてください。
設定からVPNの項目を完全に消せますか?
登録されているVPN構成をすべて削除すれば、項目は表示されなくなります。

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