パソコンでの作業は、スマートフォンよりも扱う情報量が多くなりがちです。仕事のファイル、メールのやり取り、オンラインでの各種手続き——だからこそ、パソコンでの通信保護は意識しておきたいポイントです。
この記事では、WindowsパソコンでVPNを使う方法を、初めての方にもわかりやすく解説します。
設定方法は大きく2種類
WindowsでVPNを使う方法は、大きく2つに分けられます。
1. 専用アプリを使う方法(推奨)
利用するVPNサービスが提供する専用アプリをインストールして使う方法です。初めての方にはこちらをおすすめします。
- サーバーの選択がわかりやすい
- 接続・切断がワンクリックでできる
- 自動接続などの便利機能が使える
2. Windows標準機能を使う方法
Windowsには標準でVPN接続の機能が用意されており、サーバー情報を手動で入力して接続することもできます。会社が用意した業務用VPNなど、専用アプリが提供されていない場合に使われる方法です。
専用アプリでの設定手順
一般的なVPNアプリの場合、次のような流れになります。
- 公式サイトからアプリをダウンロード:利用するサービスの公式サイトからWindows版をダウンロードします
- インストーラーを実行:ダウンロードしたファイルを開き、画面の指示に従ってインストールします
- アプリを起動してログイン:契約時のアカウント情報でログインします
- 接続したいサーバーを選択:目的に応じて国やサーバーを選びます
- 接続ボタンをクリック:接続が完了すると、アプリ内に接続中の表示が出ます
インストール時に「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか」という確認画面(ユーザーアカウント制御)が表示されることがあります。VPNアプリはネットワーク設定に関わるため、この確認が出るのは正常な動作です。
Windows標準機能での設定手順
専用アプリを使わない場合の手順です。事前にサーバーアドレスや認証情報が必要になります。
- 「設定」を開く:スタートメニューから設定を開きます
- 「ネットワークとインターネット」を選択
- 「VPN」を選択
- 「VPN接続を追加」をクリック
- 必要な情報を入力:接続名、サーバー名またはアドレス、VPNの種類、サインイン情報の種類などを入力します
- 保存して接続:一覧に追加された接続を選んで「接続」をクリックします
入力する情報はVPNサービスや会社から提供されるものです。不明な場合は提供元に確認してください。
接続できないときの対処法
| 症状 | 考えられる原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| 接続ボタンを押しても反応しない | アプリの一時的な不具合 | アプリを終了して再起動する |
| 「接続に失敗しました」と表示される | 認証情報の誤り、サーバー混雑 | ログイン情報を確認、別サーバーを試す |
| 接続後にインターネットが使えない | DNS設定の問題 | 一度切断して再接続する、別のプロトコルを試す |
| 特定のサイトだけ表示されない | サイト側の設定 | 別のサーバーに切り替えてみる |
| セキュリティソフトに遮断される | ファイアウォールの設定 | セキュリティソフトの例外設定を確認する |
セキュリティソフトとの競合について
Windowsでは、インストールしているセキュリティソフトがVPN接続を遮断してしまうケースがあります。VPNアプリを信頼済みアプリとして登録することで解決する場合が多いですが、設定方法はセキュリティソフトによって異なるため、各製品のヘルプを確認してください。
快適に使うための設定
- Windows起動時の自動接続:多くのアプリには、パソコン起動時に自動でVPNに接続する設定があります。常時保護したい場合に便利です
- キルスイッチ機能:VPN接続が予期せず切断された場合に、インターネット通信を自動で遮断する機能です。保護されていない状態での通信を防げます
- 特定アプリのみVPN経由にする(スプリットトンネリング):一部のアプリだけVPNを通す設定です。速度と保護のバランスを取りたい場合に使えます
これらの機能はサービスによって提供状況が異なるため、利用しているVPNアプリの設定画面を確認してみてください。
まとめ
Windowsでの VPN 設定は、専用アプリを使えば数分で完了します。ダウンロードしてインストールし、ログインしてサーバーを選ぶ——基本的にはこの流れです。
接続がうまくいかない場合も、多くはアプリの再起動やサーバーの切り替えで解決します。セキュリティソフトとの競合も比較的よくある原因なので、確認してみてください。
hozenvpnでも、Windowsでシンプルにお使いいただける環境をご用意しています。
FAQ
Windows標準機能と専用アプリ、どちらを使うべきですか?
初めての方には専用アプリをおすすめします。サーバー選択や接続操作がわかりやすく、便利な機能も使えます。
VPNに接続するとパソコンが重くなりますか?
暗号化処理を行うため若干の負荷はかかりますが、一般的な用途では体感できるほどの重さになることはほとんどありません。
会社のVPNと個人のVPNを両方入れても大丈夫ですか?
インストール自体は可能ですが、同時接続はうまくいかない場合が多く、業務用端末では会社のポリシーに反する可能性もあります。事前に確認してください。
キルスイッチはオンにしたほうがいいですか?
保護を重視するならオンをおすすめします。VPNが切断されたときに通信が保護されない状態を防げます。

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